インプラント術前診断用CT撮影
歯医者さんではよくX線撮影をしますが、これは一方向にX線を透過させただけの簡単なもので、見たい位置の画像を撮影しなければなりません。
CT撮影では骨の幅や長さ、骨密度、血管や神経までの距離を正確に調べること可能になり、より正確な診断、質の高い治療が実現できるようになりました。
インプラント症例
患者様の声
する前は不安でしたが、今では違和感なく硬い物もしっかりかめてやって良かったと思います。
- 治療前
- インプラント埋入後
- インプラント上部構造
費用
当医院では、インプラント治療の無料相談を随時行っています。インプラント治療のメリットとデメリットをわかりやすくご説明します。お気軽にご相談ください。
費用例 大臼歯(奥歯)の場合
- 術前検査
模型を咬合器に装着して診断、カウンセリング、レントゲン撮影、CT撮影・分析・・・無料 - インプラント埋入手術
1本 18万円 - 二次手術、ヒーリングアバットメントの装着
1本 5万円 - 補綴物(かぶせ物)装着
インプラント用メタルボンドクラウンの場合
1本 10万円
1本計 33万円~
インプラント治療の基本的な流れ
1.診査・診断
・インプラントを埋め込む顎の骨の量や質、形を診査するため、お口の中の型を取ります。
・レントゲン撮影、また骨の状態によっては、CT撮影を行います。
2.一次手術
・麻酔をしてから、骨を削りインプラントを埋め込み、蓋を取り付けて粘膜を閉じます。
・1回法の手術の場合は大きめの蓋を取り付け、お口の中にその蓋が見えるようにして手術を終了し、2次手術は行いません。
3.二次手術
・2回法を選択した場合には、治癒期間終了後粘膜を開けて、大きい蓋に取り替える2次手術を行います。1回法の場合には不要です。
4.仮歯装着
・ 治癒したところで、仮歯を作り、実際に使用していただきながら形態や装着感などを確認します。
・ かみ合わせや強度に違和感があれば主治医と相談し、本歯の製作に向けてデータを集めていきます。
5.最終的な歯の装着
・仮歯の装着で得た情報を基に最終的な本歯用の型を採り、歯並びや色をチェックして作成します。
・作成した本歯を装着し、治療が完了します。
6.メインテナンス
・治療が終わった後も、定期検査をしながらきちんとケアしていきましょう
インプラントと他の治療法との比較
歯の欠損治療には、インプラント以外にも様々な方法があります。それぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、ご自分に合った方法をお選びください。
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
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対応方法 | 歯の根の代わりになるチタンの棒を骨に埋め込み、その上に歯をかぶせていく方法。 | 失った歯の両側の歯を削り、冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法。 | 失った歯の周囲の歯に金属の留め金をつけて、取り外しの人工の歯を留める方法。 |
対応本数 | 1本から、全ての歯を失った場合 | 数本失った場合 | 数本失った場合 |
周囲の歯や顎の影響 | ・歯を失った部分のみの治療で、周囲の歯に負担をかけない。 ・歯を失った部分の骨が機能回復する為やせない。 |
・周囲の健康な歯を削る必要がある。 ・大きな負担が健康な歯にかかる。 ・歯を失った部分の骨がやせる。 |
・周囲の歯に留め金をかけるため、大きな負担が健康な歯にかかる。 ・歯を失った部分の骨がやせる。 |
審美 | ・ご自分の歯に近い見た目。 | ・保険適用外の材料を選択すれば、ご自分の歯に近い見た目。 | ・留め金が見える部分もある。 |
清掃 | ・ご自分の歯と同様に歯ブラシ、スーパーフロス、歯間ブラシ等で清掃。 | ・ご自分の歯と同様に歯ブラシし、歯の無い所はスーパーフロス、歯間ブラシ等で清掃。 | ・はずして義歯の洗浄をする。支える歯も清掃。 |
治療期間 | 顎の状態によって異なるが、4ヶ月から1年くらい。その後も噛み合わせのチェックなどは必要。 | 周囲の歯の状態によるが2週間~2ヶ月前後で装着。その後も調整必要。 | 周囲の歯の状態によるが2週間~2ヶ月前後で装着。その後も調整必要。 |
欠点 | ・簡単な手術が必要である。 ・私費の治療となる。 |
・清掃性が悪くなり、支えている歯が歯周病や虫歯になる可能性がある。 ・支えの歯に負担がかかり、将来的に折れる場合もある。 ・歯を失った部分の骨がやせてくる。 |
・清掃性が悪くなり、支えている歯が歯周病や虫歯になる可能性がある。 ・外出先などでも取り外しをしなければならない。 ・異物感を感じやすい。 |